広島市議会議員(安芸区)

田原総一朗がコテンパンにやられた!!

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 一昨日の日曜日の18時からBSテレビ朝日田原総一朗が司会する「激論」を見ました。田原さんの衰えぶりは隠すべくもないほどでした。

 ゲストコメンテーターの一人に高橋杉雄(たかはしすぎお:政策研究部防衛政策研究室長)さんがいました。高橋さんは、ウクライナ問題でテレビ朝日の玉川徹も虚仮にしました。玉川が、「アメリカの言うことばかり信用してはいけない。ロシアの言い分も冷静に聞くべきだ」という意味の発言をした時、高橋さんは「これまでアメリカの言ってきたことにウソはなかった。対してロシアの言ってきたことにはほとんどウソだったではないか。侵攻することはないと言いながら、侵攻した。撤退したと言いながら居座っている。同じように論じることが間違っている」など的確に論破しました。

 

 田原さんも、コテンパンにやられました。いつもはテーブルを叩いたあと、人差し指を相手に向けて言いたい放題ですが、今回は「バイデンはウクライナ紛争の停戦をする気があるのかないのか」と高橋さんに迫りました。高橋さんはうんざりした表情で「田原さんのいう停戦が何を意味しているのか分かりませんが、アメリカは当事者ではありません。停戦合意できるのはウクライナとロシアだけです。」と指摘。 途中でも田原さんは焦点から外れることが何度もあり、その上、しばしば「えっ」と聞き返しました。相当に聴力が衰え、相手の話す内容が理解できていないと思わせました。

 また、ウクライナ問題の途中で突然に話題を変えて「なぜ、安部前総理はこれほど評判が悪いのか」との問いには、「それは森友、加計問題の影響が大きいが、国防に関してはよくやっている」と返しました。

 また、番組の最後には田原さん、いつものポーズで高橋さんに「これまで日本は真剣に国防について議論してこなかった。」を迫りました。高橋さんは明らかに不快な表情で「我々の世代は真剣に考えている。真剣に考えて来なかったあなた方の世代と我々を同じように考えないでいただきたい。」とバッサリ。気まずいムードが漂いましたが、少し間を置いてアシスタントの女性が機転を利かせて何とか番組を終えました。 

 


田原さんは人の話を遮り、自説を強調することが多く、空回りでした。田原さんの衰えを強く印象付ける内容でした。