広島市議会議員(安芸区)

広島のギャル曽根?

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 きょう、やることもないため、ふらりと呉に行った時の話しです。ある施設で偶然に知人の医療法人理事長に会いました。彼は若い秘書を伴っていました。小柄でやや細めの、タレントにしたいほどの可愛さです。そこで理事長から昼食のお誘いを受けました。驚いたのはこれからです。わたくしは刺身定食を頼みました。秘書は、ご飯大盛のとんかつ定食でした。まずとんかつをペロリと平らげ、とんかつ1人前と鶏のから揚げを追加しました。これもペロリ。まだ食べられるかと聞いたところ、スカートでなくゆったりしたファッションならまだまだ大丈夫との返事。驚くやら呆れるやら。

 理事長の話では、先日行った焼き肉店では、焼き肉をたっぷり食べた後、冷麺2杯、ビビンパ、さらに温麺まで食べたそうです。さらに帰途、コンビニでパスタを買って自宅で食べたとのこと。今まで満腹感を感じたことがないそうです。まさに広島のギャル曽根。テレビでなく、眼の前で見た驚きの光景でした。

わたくしの空手の評価

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 今朝、不燃ごみを出すときの話です。45cm四角で厚さ1cmのボードがありました。不燃ごみは30cm以下でなければ出せません。そこで最近買ったカッターで切ろうとしましたが、厚すぎて切れません。切羽詰まり、昔取った杵柄とばかり、足刀で割ろうとしました。足刀とは真横から足の外側で蹴る技です。あっけないほど簡単に割ることができました。まだまだ衰えていないと自己満足感に浸っている間もなく、家内から「それなら私でもできたかしらね」と冷めた言葉が浴びせられました。わたくし空手の評価はこの程度だったのかと落ち込みました。

 

眞子様の結婚と美智子上皇后のご両親

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 眞子様と小室圭さんの結婚が大きく報道されています。わたくしは国民として、皇室に対して物申す立場にはありません。畏れ多いことだと思っています。

 とはいえ、世界最長の歴史を持つ皇室としての伝統を無視したような経緯は残念でなりません。小室さんも帰国して母親佳代さんと共に堂々と記者会見すべきでしょう。彼の母親はとても人品高潔とは思えません。眞子様が皇室を離脱しても、佳代さんが皇室の縁戚に連なることを国民が受け入れることはないでしょう。

 我が子によって皇室と縁戚になり、それを利用して栄華を求める人物もいます。そんな姿をもはや見たくありません。

 小室親子とは対照的に、美智子上皇后のご両親、正田栄三郎ご夫妻の高潔さは国民として尊敬の念を抱きます。栄三郎氏は美智子様のご成婚を機に、一切の財界活動から身を引き、世間から隔絶される余生を送りました。コンサート会場で妃殿下となった美智子様と同じ場所にあっても、遠くから見守られました。

 今でもわたくしが最もご尊敬申し上げるのは、美智子上皇后小野田寛郎さんです。

 

 

元首相補佐官の飯島勲が「コロナ対策が進まないのは医師会のせい」だと

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 新型コロナの新規感染者数がわずかに減りましたが、まだまだ安心できません。先日ニュース番組を見ていたら、元首相補佐官飯島勲菅総理を褒めちぎっていました。菅総理は2兆円だか3兆円だか大きな予算を組んで、よくやっていると強調していました。これだけの予算を組んでいるのに国民は菅政権を評価しないと恨み言を言っていました。政治は結果責任です。結果を出せなくては評価されません。政治と選挙に敢闘賞はありません。予算を組んだことでよくやっていると言えるなら、600億円以上をかけたアベノマスクは高く評価されることでしょう。アベノマスクを評価している国民がどれほどいるでしょうか。最新の調査では、政府のコロナ対策を75%が評価しないと答えています。多額の予算を組んでもこの有様です。

 

 返す刀で飯島勲は、今のコロナ対策がうまくいかないのは医師会のせいだと言い切りました。「町医者たちは補助金が出ないと動かない」とまで言いました。現状を知らずにこのような無知なことをしゃべることが、いかに現場の医師たちのやる気を削ぐのか分からないのでしょう。

 皆さんの周りにも、昔の肩書を振りかざして先輩面する輩がいませんか?

 昨日は日曜日でしたが、終日安芸区総合福祉センターでワクチン接種を担当しました。やっと予約が取れたという方が相当いました。まだまだワクチンが足りませんが、わたくしなりにできることをするだけです。

イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

  広島県にも3度目の緊急事態宣言が発令されるようです。盆休みに首都圏や関西から多くの人が帰省したことが大きく影響しています。政府は医療機関に強く協力を要請しました。とはいえ、多くの医療機関は人員や設備が不足し、協力したくてもできないのが現状です。

 

 先日、「イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか(新潮新書)」を読みました。これほど日本が尊敬されていることに驚きです。一例をご紹介します。

 アルジェリアの独立に大きな貢献をした宇都宮徳馬氏(1906~2000)です。アルジェリアはモロッコの東に隣接する国です。わたくしが学生時代に「カスバの女」という歌謡曲が流行りました。「ここは地の果てアルジェリア」という歌詞が印象的でした。アルジェリアは1830年から130年間に亘ってフランスの支配を受けました。アルジェリア独立運動を主導したのはFLN(民族解放戦線)で、100万人の犠牲を払って独立を果たしました。

 宇都宮徳馬氏は自民党衆議院議員を務めていたとき、FLNに共感し、FLN極東代表部の東京設置に尽力しました、1955年と1959年に独立戦争中のアルジェリアを訪れ、日本アルジェリア協会の前進である日本北アフリカ教会を設立しました。敗戦から間もない時期に戦勝国フランスに対して日本人の気骨を示し、アルジェリア人の心に日本を強く意識させました。

 宇都宮氏は2000年に亡くなりますが、葬儀は7月5日、アルジェリア独立38周年記念日に執り行われました。アマール・ベンジャマ駐日アルジェリア大使は「日本において宇都宮徳馬先生ほど日本とアルジェリアの関係を深く築くに当たって多大の貢献をなさいました方は他にございません」と弔意を示しています。

 わたくしは宇都宮氏の名前は知っていましたが、これほどまでに両国の絆構築に貢献したことを知らなかったことを恥ずかしく思いました。

 このような関係にありながら2013年に、アルジェリアで日本企業の日揮社員が武装集団の犠牲になったことは歴史的友好関係を踏みにじったものです。

 この本は、イスラムの多くの国から日本人が尊敬されていることが列挙されています。日本人としての誇りを改めて感じます。