広島市議会議員(安芸区)

秋祭りの季節です

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 今日も秋晴れの爽やかな天気です。各地で秋祭りが催されています。わたくしも昨日は法被(はっぴ)を着て町内の祭礼に参加しました。大人と子どもが神輿を引いて町内を練り歩きました。中にはヨチヨチ歩きのお子さんもいて、心が和みました。午後からは二つの神社に参詣に行きました。中野の切幡神社では神楽が演じられており、多くの方が鑑賞していました。また瀬野の中倉神社では前夜に神楽が奉納されたそうです。この神社は高台にあり、登るとき汗が出ましたが、境内に入ると心地よい風が吹いていて、周囲の静けさと相まって荘厳な雰囲気でした。神社は数百年前から地域に根ざし、信仰を集めてきました。秋祭りは氏神様を招いて収穫に感謝するものです。酒と供物を供え、神様と一緒に宴を催す意味があります。わたくしも子どもの頃は、そんな意味も分からずに、果物やお菓子をもらえることが楽しみで祭りに参加していました。子どもはそんな中で大人の背中を見ながら歴史と伝統を学んで成長するのでしょう。秋祭りを大切にしたいものです。
 帰宅して、唱歌「村祭」を聞きました。

 村の鎮守の神様の
 今日はめでたい御祭日
 どんどんひゃらら どんひゃらら
 どんどんひゃらら どんひゃらら
 朝から聞こえる笛太鼓
 
 今年も豊年満作で
 村は総出の大祭
 どんどんひゃらら どんひゃらら
 どんどんひゃらら どんひゃらら
 夜まで賑わう宮の森
 
 治まる御代(みよ)に神様の
 めぐみ仰ぐや村祭
 どんどんひゃらら どんひゃらら
 どんどんひゃらら どんひゃらら
 聞いても心が勇み立つ

 子どもの頃の、露店での胸の高鳴りが聞こえるような唱歌です。我が家の豚児たちが幼年期に、祭りの露店で眼を輝かせていたことを思い出します。おもちゃやゲームを手にするときの眼は本当に「きらきら」と輝いていました。子どもの無垢で純真な姿に見とれたものです。