広島市議会議員(安芸区)

株式と為替市場の底が抜けました

 

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 昨夜浴槽に浸かると鳥肌が立ちました。毎年のことですが、浴槽で鳥肌が立つと冬が近づいたことを感じます。この時期に熱い湯に浸かったときに鳥肌が立つのはなぜでしょうか?ヒトの皮膚には熱さ・冷たさ・痛み・圧力を感じる点が分布しており、それぞれ温点・冷点・痛点・圧点と呼ばれます。このうち最も多いのは冷点です。浴槽に浸かって全身の皮膚が刺激されると、最初に最も多い冷点の刺激が優位になり、冷たさを感じて鳥肌が立つのです。しかし、次第に本来の刺激である熱さを感じて鳥肌は消えてゆきます。
 さて、昨日は世界中の株式市場は大暴落し、為替市場も主要通貨は日本円に対して大暴落しました。米ドルは一時90円台まで下落し、ユーロも一時113円台まで暴落しました(ただし終値はそれぞれ94.28円と118.99円まで戻しました)。円が全面高の様相を呈しています。世界大戦が起こったときのようです。日経平均株価の昨日の終値は7,649円ですが、その後の日経平均株価先物はさらに下落して7,300円となっています。また、日本時間で昨夜のニューヨーク株式市場は312ドル安い8,378ドルまで下落しており、下げ止まる気配がありません。週明けの東京市場でも株式市場は大幅な下落で始まるでしょう。さらに、新興国から資金が逃避しており、アイスランドや東欧の国では国家破産の危機に陥っています。まさに世界経済は一大危機を迎えています。主要国の協調が望まれます。その場で強くなった円を背景に日本はリーダーシップをとることができるでしょう。
上の写真は今年9月広島市で開催されたG8下院議長サミットで各国の下院議長が原爆慰霊碑の前で手をつないだものです。誰が言い出すでもなく自然に手をつないだそうです。ヒロシマから世界平和を発信する素晴らしい写真です。