広島市議会議員(安芸区)

徳川家姫君の華麗なる世界・モンゴルの至宝展

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。今にも泣き出しそうな空模様です。こんな日は空気も重く感じます。重い空気を吹き飛ばすように元気を出しましょう。
 さて、昨日地元の「ふれあい中野東2008」に出席したあと、強行軍ですが福山市広島県立歴史博物館と三次市奥田元宋・小由女美術館を廻りました。
 広島県立歴史博物館では「徳川家姫君の華麗なる世界」と銘打って名古屋市徳川美術館の逸品が多数提示されていました。今年はNHKの大河ドラマ篤姫」の人気もあってか大勢の入館者でした。天下に覇を唱えていた徳川家の姫君たちの暮らしぶりがよく伝わってきました。和歌や書道、手芸などの教養や、薙刀などの武術も相当なレベルであったようです。お笑い番組に出てくるような、「バカ殿」や「バカ姫」はいなかったようです。当時の漆芸や蒔絵などの工芸品の技術にも眼を見張りました。また、常設展では室町時代の集落が再現されていましたが、大学生が先生に引率されてノートを取りながらしっかりと学ぶ姿に頼もしい思いがしました。
 次に三次市奥田元宋・小由女美術館まで足を伸ばし、「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」を見学しました。13世紀に歴史上最大の領土を誇ったモンゴル帝国の歴史と文化の一端に触れることができ、改めて遊牧民族と農耕民族の違いを思い知りました。モンゴル帝国は西はヨーロッパまで領土を保有しただけあって、中国やイラン文化の影響を受けていました。冠や馬具の装飾技術は相当に高いものがありました。 
 「徳川家姫君の華麗なる世界」は11月24日(月・祝)まで、、「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」は来年1月11日(日)まで開催されていますので、一度足をお運びください。 
 広島県立歴史博物館 084−931−2513
   URL:http://www.manabi.pref.hiroshima.lg.jp/rekishi/        
 奥田元宋・小由女美術館 0824−65−0010
URL:http://www.genso-sayume.jp/