広島市議会議員(安芸区)

タイガー・ウッズの離婚慰謝料が安かった理由

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 やっと朝夕涼しくなりました。秋の虫も泣き始めました。


 天下のプレーボーイ、石田純一がついに年貢を納めました。結婚記者会見では、「もう浮気はしない。携帯電話も見てもいいよ」と東尾理子に話したことも明らかになりました。
 最近の芸能界では、夫の浮気がバレるのは妻に携帯電話を覗かれたことが原因であることが多いようです。藤原紀香磯野貴理が悔しそうに離婚会見で答えていたシーンが目に浮かびます。でも、これって憲法違反でしょう?
 日本国憲法第21条第2項は「検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない」と謳われています。夫婦といえども手紙と同様に携帯電話を勝手に覗いてはならないはずです。


 あるアンケートではなんと、妻の61%が夫の携帯電話の内容をチェックしているそうです。未婚者では婚約者や恋人のそれをチェックするのは31%であり、既婚者のほうがはるかに厳しくチェックしているようです。わたくしは、妻を含めて他人の携帯電話の内容を見ることは決してありません。読もうと思えば読めるはがきでも同様です。それが社会人としてのマナーだと考えています(叩けば我が身からホコリが出るからではありません)。しかし、妻の過半数が夫の携帯電話を覗いているなかでは、わたくしの意見は少数派かも知れません。


 さて、タイガー・ウッズです。当初予想されていた離婚の慰謝料は600億円とも言われていましたが、80億円程度(約1億ドル)で済んだ(?)ようです。タイガーの女性関係がバレたのもやはり、妻が携帯電話を覗いたことが原因でした。もしも、裁判になれば敏腕弁護士によって携帯電話を覗いたことの不法性が指摘される可能性がありました。それを防ぐために、エリン夫人が安い慰謝料で手打ちしたと思うのは「下種の勘繰り」でしょうか?


 ウーン。世の中ますます住みにくくなりましたね。世の男性諸君。