広島市議会議員(安芸区)

大災害時の空港の重要性

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 東日本で巨大地震が発生しました。被災地の皆さんにお悔やみ申し上げます。


 3月9日、広島西飛行場は市営化する条例案が否決され、廃港が決まりました。
西飛行場は東海地震・東南海(とうなんかい)地震・南海地震発生時の「被災地外広域搬送拠点」の一つに指定されています。広域搬送用自衛隊機で医療が必要な被災者を指定された医療施設へ搬送し治療するための拠点です。広島市内では広島大学病院県立広島病院、広島赤十字・日赤病院、広島市民病院、安佐市民病院の6施設が指定されています。「被災地外広域搬送拠点」としては、西日本では伊丹空港関西国際空港神戸空港福岡空港が指定されているほか、中四国では広島西飛行場だけが指定されています。西飛行場が廃港となった場合、防災上大きなリスクを生じることになります。この点についても1年間議論したかったのですが、叶わず残念です。条例案を否決した議員はどう考えているのでしょうか?