広島市議会議員(安芸区)

市長が信号無視?

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 今日から総括質問が始まりました。わが会派の馬庭恭子議員は松井市長の給与削減について質問しました。今議会で市長、副市長、教育長の給与を4月から3年間(つまり市長の任期が終わるまで)5%削減する議案が提出されています。以下は記者会見で語った市長の考え方です。


 記者:なぜ5%にしたのか?
 市長:「えいやっ」ですね。1割だとちょっときついしね。3%だとちょっと少ないと思われるかなと。正直具体的な根拠はないんです。それで、削減するメンバーに話しかけて、一緒に赤信号を渡りましょうと言ったら、じゃあ5%ということになりました。すみません。単なる意気込みだけです。それで足りないと言われるかどうかは皆さんの評価によるところであります。


 皆さんはこの発言をいかがお考えでしょうか?昨年の市長選挙で「市長の給与と退職金に切り込む」という公約の具体化が5%削減です。退職金についてはやめる前に考えるそうです。しかも、みんなで赤信号を渡ったとは?市長が記者会見で堂々と自分たちのすることは信号無視だといったに等しいことです。これで子供たちに交通ルールを守りましょうと言えるのでしょうか?


 われわれ議員の報酬削減については、遅々として進んでいません。わたくしの会派は最低でも10%、できれば20%削減すべきと考えています。それを目指して進んでゆきます。