広島市議会議員(安芸区)

古い死亡診断書

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 昨日、国道2号線を走っていると、数組のグループが花見をしていました。まだ寒い時期ですが、アルコールが体を温めてくれたことでしょう。


 28年続けたわたくしのクリニックは来月から院長が交代します。新しい院長は広島大学第2内科の岡本與平医師です。専門は呼吸器内科で41歳です。人格も尊敬でき、素晴らしい後継者に、安心して後を託せます。


 今日も、医院の片づけをしていますが、20年以上も前の死亡診断書の綴りが出てきました。大腸がんで亡くなった方、老衰で眠るように逝った方、トイレで亡くなり検視をした方などなど。それぞれに思い出がある患者さんたちです。診断書を書いた当時が鮮やかに蘇ってきます。
 39年間、医師として数多くの死に立ち合いました。今日、古い死亡診断書を見つけて、改めて人間の死の荘厳さを感じました。