広島市議会議員(安芸区)

広島市民病院の救急外来がパンクします

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 前回書いた救急医療体制についての答弁書広島市側からの正式回答)の概要を書きます。

(質問1)今後の本市の救急医療体制についての認識はどうか?
(答弁1)市民の健康と生命を守るためには、24時間365日の対応ができる救急医療体制の整備が必要である。軽症患者は在宅当番医や市立病院が担い、入院を必要とする重症患者を受け入れる2次救急医療を病院群輪番制病院が担い、生命に関わる重篤な患者を受け入れる3次救急医療を広島市民病院を始めとする3つの救急医療センターが担うこととし、各医療機関が役割分担と、連携を図っている。患者数の多い小児科と内科については平成14年から舟入病院において、24時間365日の対応ができる小児救急医療を開始し、また、昨年12月からは舟入病院で実施していた内科夜間救急医療を広島市民病院へ移管し、充実に努めている。
 しかし、夜間の救急患者を症状別にみると、広島市民病院においては約8割が軽症患者であり、そのうち約6割が18時から23時までの準夜帯に集中し、広島市民病院や舟入病院の医師や看護師などの負担が大きくなっている。こうした傾向は市立病院以外の2次、3次救急医療機関においても同様にみられ、待ち時間の長時間化や重症患者の円滑な受け入れに支障が生じている。こうした課題を解決するために特に準夜帯における軽症患者の受け入れ体制がの整備が必要である。

(質問2)広島市医師会が進めている夜間救急診療所の進捗状況はどうか?
(答弁2)夜間救急診療所については医師会、広島大学、本市などで構成する「広島市連合地区地域保健対策協議会」で検討してきた。現在のところ、広島市健康づくりセンター(南区千田町)の駐車場に整備する方針決定がなされた。

 救急医療体制については、わたくしの専門分野であり、引き続き力を入れてゆきます。夜間救急診療所については、平成20年度末にオープンできるよう努力します。その他ご希望がありましたら、メールでお知らせください。