広島市議会議員(安芸区)

プロボクシングのコミッションドクターを務めました。

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 昨日は広島県立体育館で行われた「2008.プロボクシング広島大会」でコミッションドクターの手伝いをしました。わたくしは岡山大学時代に空手道部に所属していましたので、格闘技には格別の興味があります。最前列で観戦し、その迫力に圧倒されました。これまでに、安芸郡府中町から2人の世界チャンピオンが誕生しています。元WBA世界ミドル級チャンピオン竹原慎二と、現WBA世界フライ級チャンピオン坂田健史の二人です。2名の元、現世界チャンピオンがリングで挨拶しましたが、特に現役チャンピオン坂田健史の精悍さは頼もしく思えました。広島でも多くの若者たちが世界を目指して練習しています。大きく育って欲しいものです。
 コミッションドクターは、各試合が終わると必ず選手のダメージのチェックを行い、危険と判断した場合は救急車を手配します。また、試合中に出血が激しい場合は、レフェリーに試合のストップを勧告する権限も持っています。昨日も1名脳外科へ救急搬送しました。プロボクサーのパンチのすごさを見せ付けられました。大会終了後、家内から、シャツの右肩部分に血液が付いていることを教えられました。試合中に選手から飛び散ってきたのでしょう。
 帰宅後、録画していたプロボクシングの世界タイトルマッチを観戦しましたが、世界のレベルの高さに改めて感服しました。鍛え上げられた肉体、反射神経、スピード、ファイティングスピリット、これら全てを備えた選手だけが世界チャンピオンの栄光を手にするのだということを思い知らされました。数年前にタイのバンコクで本場のムエタイ(キックボクシング)を観戦しましたが、中学生のプロ選手がたくさんいました。日本人が失ったハングリーさを彼らは持ち続けていました。