広島市議会議員(安芸区)

ビタミンC のはなし

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 ビタミンC が不足すると壊血病(かいけつびょう)になります。壊血病は出欠傾向を主症状とします。これはテレビCMでよく耳にするコラーゲンという繊維成分の形成が阻害されて起こります。コラーゲンは細胞と細胞をしっかり結びつけるセメントのような役目をしますので、これが障害されると細胞が崩れ、結果として出血しやすくなったり、傷が治りにくくなったり、病原菌が侵入しやすくなることによって風邪を引きやすくなります。ビタミンC の一日の必要量は成人で50ミリグラムと言われていますが、普通の食事をしていれば不足することはありません。また、水溶性なので多量に摂っても尿中に排泄されます。ビタミンC は緑黄色野菜、柑橘類、イチゴ、緑茶などに多く含まれていますが、酸化されやすく熱にも弱いので、野菜を料理するなら長く煮るより短時間茹でるほうがよいでしょう。また、ビタミンC はメラニン色素が皮膚へ沈着するのを防ぐので、女性の方はしっかり摂って美しい肌を守ってください。