広島市議会議員(安芸区)

G8議長サミット記念コンサート

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 また少し暑さが戻りました。
 昨夕は広島厚生年金会館で行われた「G8議長サミット記念コンサート」を鑑賞しました。河野洋平衆議院議長を始めとして8カ国の下院議長も隣席されました。それぞれにオーラが出ていました。コンサートは3部構成でしたが、圧巻だったのは佐村河内 守(さむらごうちまもる)作曲の「交響曲第一番」でした。佐村河内さんは1963年生まれの被爆2世で、4歳からピアノを始めバイオリン、マリンバなどに親しみました。20歳代で聴覚異常を発病し、35歳のときに一切の聴覚を失いました。しかし、作曲に必要な絶対音感を持っていたため、作曲を続けました。ゲームソフト「鬼武者」の音楽が世界的に高久評価されています。うつ病や不安神経症などの神経障害に悩まされ、激しい頭痛や耳鳴りと戦いながら、同じように苦しんでいる人のためにがんばっています。作家の五木寛之氏は「もし現在に天才と呼べる芸術家がいるとすれば、その一人は間違いなく佐村河内 守さんだろう」と絶賛しています。
 曲は原爆投下前後の様子を描いたものですが、すごい迫力でした。こんなクラシック作曲家が広島市から巣立ったことを広島市民として誇りに思います。

 そんな思いを胸に帰宅したら、福田総理辞任のニュースでした。安倍前総理に続いての政権投げ出し、後継総裁が誰になるにせよ、自民党の支持率が下がるのも無理はないと感じました。