広島市議会議員(安芸区)

キューバ・ミサイル危機とリーダーの決断

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 午前中、広島市民病院で人間ドックを受けました。大きな病院や役所は慣れない者にとっては不安が一杯の場所です。暖かい対応をしなくてはならないと改めて感じました。
 さて、1962年の今日、キューバ・ミサイル危機にあたって、アメリカのJ・F・ケネディ大統領は毅然としてカリブ海封鎖を宣言しました。これに対してソ連フルシチョフ首相は戦争を回避し、ミサイルを撤去して事なきを得ましたが、この弱気な対応がのちにフルシチョフの失脚につながりました。この危機は人類が最も核戦争に近づいたときです。当時わたくしは小学校4年生でしたが、祖父と父が戦争になることを心配していた光景を覚えています。
 ケネディ大統領は若干43歳でしたが、アメリカ大統領としてのリーダーシップを充分に発揮しました。当時の彼の苦悩を描いた本がたくさん出版されていますが、大きな決断を下すときのリーダーの孤独を感じます。いま、アメリカでは次期大統領選挙が最終盤を迎えています。アメリカ軍の最高司令官はオバマ、マケイン候補のどちらになるのでしょうか。