広島市議会議員(安芸区)

ケネディ駐日大使に浮かれている場合ではない

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 こう暑いと我が家のビール消費量がウナギ昇りです(昨年も同じことを感じましたが)。仕事を終えてのビールのおいしさは格別です。
 毎日「お酒は、自分で働いたお金をもう一度自分の身体に注ぎ込む。だからうまいんだよ」というありがたい(?)言葉をかみしめながら盃を傾けています。


 ルース駐日大使の後任としてキャロライン・ケネディ氏が指名されました。キャロライン氏は故ジョン・F・ケネディ元大統領の長女です。
 日本ではケネディ元大統領の人気が高いため、今回の人選を歓迎するムードが広がっています。はたして喜ぶべきことなのでしょうか?
 日米関係の重要性から考えて、キャロライン氏はあまりにもお粗末な人材と言わざるをえません。政治や外交の分野では全く経験がなく、未知数です。オバマ大統領の有力な支援者であり、話題作りにもなるというだけの理由で選ばれたのでしょう。


 これまでの駐日大使の経歴を見ると、マンスフィールド氏とベーカー氏は上院院内総務、アマコスト氏は国務長官、モンデール氏は副大統領です。日本にはこれほどの大物が送り込まれてきました。
 しかし、現在のルース氏は弁護士で、オバマ大統領の大口資金提供者です。ルース氏もキャロライン氏も大統領選挙の論功行賞の人選と言えます。こうしてみると、オバマ大統領がいかに日本を冷たく扱っているかがわかります。
 先日、ある政界関係者と話しました。彼は「今回の駐日大使人事はオバマが日本をどうでもいいと考えている証拠だ」と語っていました。


 浮かれている場合ではないのです。


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