広島市議会議員(安芸区)

(5)「金」は中国やインド、中東での消費量に連動する。

 これらの地域では昔から「金」を大切な資産として考え、いつでも持ち運べるように準備をしています。しかし、昨年のサブプライムショックから、これらの地域でも消費が減退し、「金」の需要が低下しています。

 さて、現在の「金」価格をみると明るい条件はありません。つまり、(1)円高・ドル安、(2)ドル高・ユーロ安、(3)原油安、(5)消費需要の低下の4重苦の中で「金」は下落し続けているのです。しかし、長期的には「金」は安全な資産です。数ヶ月単位で考えるのではなく、数年あるいはもっと長期の投資を考えるべき資産でしょう。