広島市議会議員(安芸区)

今日は東京裁判の判決の日。言論の自由の危機?

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。寒くなりました。冬の朝は冷たく澄んでいる空気を吸い込むと気分がシャキッとします。今日もがんばりましょう。
 昨日、参議院外交防衛委員会で田母神 俊雄前航空幕僚長参考人質疑が行われました。これについて今朝のマスコミで大いに物議を醸しました。多くの論調は、村山談話についての批判を許さない趣旨でした。わたくしは、このような言論の自由を許さない論調に危うさを感じました。歴史観は全国民が一致するものではなく、自分の考えを表すことは当然だと思います。逆に、言論統制された自衛隊こそ国にとって危険なのではないでしょうか。ただ、航空幕僚長の発言としては問題かもしれません。だからこそ彼は職を投げ打ってまで自論を表したのでしょう。
しかし、これほど議論すべき問題なのに質疑がテレビ中継されなかったのはなぜでしょうか。各放送局は自主的に生中継をしなかったようです。NHKは中継の申請すらしていません。マスコミも、再三発言を制した参議院外交防衛委員長も「臭いものにフタ」をしたのでしょうか。
 村山談話河野談話が一人歩きし、アメリカ下院での日本に対する従軍慰安婦非難決議にもつながりました。この非難決議を主導したマイケル・ホンダ議員は中国系のグループから多額の政治献金を受けていますが、村山・河野談話を拠りどころにして日本を非難しました。この二人の談話は日本国民全体が支持しているものではないことも、忘れてはならないと思います。
 言論の自由はぜひとも守るべきものです。戦前の言論統制を再現させてはなりません。
折りしも、1948年の今日は極東軍事裁判東京裁判)の判決が言い渡された日です。7人の死刑を含む、25人の戦犯全員に有罪判決が出されました。改めて日本人の歴史観が問われています。