広島市議会議員(安芸区)

早すぎる友人医師の死と素晴らしい奥様の挨拶

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。


 今日で一般質問が終わりました。明日と明後日は常任委員会審査があります。わたくしの所属する厚生委員会は明後日開かれます。


 昨日、友人医師の告別式に参列しました。享年62歳の早すぎる死でした。
 奥様の挨拶に心打たれました。名前を伏せてご披露します。


 あなたと出逢え、一緒に過ごせたことに感謝
 診療所を開業し尽力してきた夫でした。「自分が病気になって初めて見えてきた世界がある」・・・患ってからの夫には、それまで以上に患者さんの気持ちを汲みとれる人間性を感じるようになりました。
 昨年10月、再発がわかってから夫婦で話し合い、患者さんに迷惑をかけてはならないと自ら決断、20周年を迎えた今年5月に閉院しました。これからは夫婦で温泉に行き、ゆっくり療養生活を送ろうと計画していました。家のリフォームを済ませ新しいお風呂に入ることも楽しみにしていましたが、その願いをかなえることはできませんでした。
 いつも泣いているばかりいる私を案じ、葬儀のことや生前戒名などすべて段取りを整え、平成21年12月12日、夫( )は62歳の生涯をとじました。
 「出逢えて一緒になれたことがとてもうれしいです。大切にしてもらえたことに感謝しています」 この言葉を夫に贈り、その生涯に敬意を表したいと思います。
 (以下略)


 素晴らしい挨拶です。ご夫妻の愛情が伝わってきます。帰宅してこの挨拶状を拝見して、涙が止まりませんでした。早世した友人でしたが、心安らかに旅立ったことでしょう。 


 故人のご冥福をお祈り申し上げます。