広島市議会議員(安芸区)

ノロウィルスについて知識

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 昨夕は、我が家のベランダで秋の虫の鳴き声が大きく、テレビの音が聞こえないほどでした。小さな虫のどこにあれだけのエネルギーがあるのか不思議な気がしました。虫たちは「わが世の春」ならぬ「わが世の秋」を十分に楽しんでいるのでしょう。それを邪魔するのは野暮でしょう。風物詩として楽しみます。


 さて、依然として感染性胃腸炎が流行しています。これから冬に向かって増えるノロウィルスによる胃腸炎について知っておいてください。
 ノロウィルスは構造が単純なウィルスであるため、免疫ができにくい特徴を持っています。それが成人も罹患する理由の一つです。このウィルスは2枚貝の腸管で増殖しますが、熱に弱い性質を持っています。ですから、腸管を取り除いていない生の貝が危険といえます。原因として最も多いのが「生カキ」です。貝柱や、すしネタの赤貝やトリ貝は腸管を除いてありますので大丈夫です。また、シジミやハマグリは腸管を含んでいますが、汁に入れたり、焼いたりして加熱していますのでこれも大丈夫です。わたくしも、生カキはよく食べますが、「ふぐは喰いたし、命は惜しし」と同様の覚悟をもって食べる必要がありそうです。


 注文した本
わが外交人生  中央公論社