広島市議会議員(安芸区)

アメリカはもうすぐ白人国家ではなくなる

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 明日から京都で祇園祭宵山が始まります。見ているだけで汗が出そうです。


 昨年、オバマが大統領にロムニー候補に勝利し再選されました。そのひとつの原因について書きます。それは、黒人+ヒスパニック+アジア系の人口が急増したことです。
 アメリカの国勢調査によると、1960年には85%を占めていた白人の比率は2011年には63%にまで低下しています。そして、2050年には47%に低下すると予測されています。アメリカで白人がマイノリティに転落するのです。すでに2011年に生まれた子供のうち、純粋の白人は49.6%と半分以下になっています。
 もはや、白人票だけでは大統領に当選できない国になりました。参考までに数字を列挙します。黒・ヒ・アは黒人+ヒスパニック+アジア系の意味です。


      1990年   2000年   2011年誕生児 
白人     75.6%   70.4%    49.6%
黒・ヒ・ア  23.5%   29.2%    50.4%


        1960年   2011年  2050年
白人       85%     63%    47%
ヒスパニック   3.5%    17%    29%
黒人       11%     12%    13%
アジア系     0.6%     5%     9%


2011年の時点で全米人口は3億1,159万人です。このうち、アジア系アメリカ人は1,732万人です。
アジア系の中で最も多いのが中国系で401万人、次いでフィリピン系の341万人、インド系318万人、ベトナム系173万人、コリアン系170万人、そして、日系の130万人と続きます。慰安婦問題や歴史認識の問題で、中国系やコリアン系に影響された政治家が主導して、反日的な論調が強くなるのは当然でしょう。きょうの新聞に、慰安婦の像を建てることについての公聴会日系人が猛反発したことが掲載されていました。いわれなき非難には堂々と反論すべきでしょう。