広島市議会議員(安芸区)

久々にプーチンと対面

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。

 書棚で久々にプーチン大統領に会いました。

 2008年2月にソ連の対ドイツ戦勝65周年の記念行事にボルゴグラード市を訪問しました。同市と広島市第2次大戦で間滅的な被害を受けたという共通点から姉妹都市提携を結んでいます。その縁で招かれ、広島市議会を代表して、当時の副市長と共に訪問しました。民間外交の重責を果たして、帰途にモスクワのクレムリン前で買い求めたものです。

 マトリョーシカの高さはプーチンが高さ25センチ、エリツィンは15センチです。長らく放置していたためか蓋が回らず、簡単には開けませんでしたが、ヘアドラーヤーで温めてなんとか開けることができました。様々な指導者が出てきましたが、なぜかメドベージェフの像がありません。訪問した時には次期大統領に決まっていたにも関わらずです。式典で挨拶するメドベージェフは小柄ながら、背筋が伸びてすごいオーラを感じさせました。当時はプーチンがこれほど強権的な指導者になるとは予想だにできず、微笑ましい土産だと思っていました。

 15年を経た今でもそれぞれ蓋がきっちりと密着しており、民芸品として高度な技術で作られていることに感心しました。