広島市議会議員(安芸区)

入管法改正に賛成

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。

 入管法改正案がきょうにも採決される見通しです。改正の骨子は難民申請が3回却下されれば強制送還できるという内容です。

 今朝の中国新聞の社説では、「人権を守る制度と言えぬ」と題して入管法改正に反対しています。難民申請中に失踪する例が多いことは認めながら、だからといって申請回数を制限するのは乱暴だとの論調です。

 

 これについては、元帝京大教授の高山正之は以下の事実を指摘しています。

1.入管施設から仮放免された者の10%の599人が逃亡し、361人が殺人などで捕まった以外は強制送還される心配もなく不法滞在を続けている。

2.入管で死亡したスリランカ人のウィシュマ・サンダマリは語学研修の目的で日本に来たが、半月もしないうちに同郷の男と同棲して、学校にも来なくなり、二人で失踪した。2年後に、その男に殺されるとして保護を求めてきた。そのとき家族は知らんぷりであった。その後施設に、男から脅迫状が届いたが、その真贋は不明。そもそも、入管にいることをどうやって知ったのかと疑問を投げかけています。

3.彼女は食事を摂らずに瘦せ衰えて、入院治療のために仮放免を訴えたが、果たせず死亡した。

4.彼女の死に抗議するとして、姉も不法滞在を続けている。

 

 私は、この問題についての維新の会の梅村みずほ議員の、支援者が「病気になれば放免される」とのアドバイス詐病につながったのではないかとの発言を指示していました。その後、梅村議員が維新から処分されたのは、党の発言ルールや手順を守らなかったことが理由であり、発言内容ではありません。   

 高山さんも、「青木理のような人権屋が、日本の法を嘲る不法滞在を助長している。いびつな人権意識を見事に抉った質問であった」と梅村議員を評価しています。

 

 当初は知らんぷりしていた家族が死亡後に出てきたことにも胡散臭さを感じます。日本の治安と国民の安全を守るためにも、今回の入管法改正に賛成します!!!