広島市議会議員(安芸区)

国内で最も多くの外国人が住む埼玉県川口市の現状

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。

 

 現在、全国では約314万人の外国人が住んでおり、うち約7万人は不法滞在といわれています。埼玉県川口市は令和2年から東京都新宿区を抜いて全国で最も外国人住民が多い自治体となっています。そのうちトルコ国籍が最も多く約1200人で、その大半が少数民族クルド人とみられていますが、難民認定された例はほとんどなく、多くは不法滞在です。

 川口市ではクルド人と地域住民の摩擦が頻発しています。7月4日には女性を巡るトラブルで刃傷沙汰があり、総合病院に深夜のクルド人約100人が集まり騒ぎが続きました。クルド人は家族や親戚など大勢で集まることが多く、夜間に騒ぐことも多く、住民に不安を与えています。窃盗、傷害、ひき逃げなど法を犯すことも頻発しています。深夜の暴走行為も深刻化しています。

 

 こうした現状に、川口市議会では国や県に対して「一部の外国人による犯罪の取り締まり強化」を求める意見書を可決しました。名指しはしていないものの、これがクルド人を念頭に置いたものであることは多くの市民に共通の認識です。議員41人中、34人が賛成しましたが、共産党4人と立憲民主党2人、れいわ新選組1人が反対しました。共産党の主張は、「暴走行為や犯罪は一部外国人に限らず、日本人にも罪を犯す人もいる。共生社会を目指す上で、ことさら外国人を取り上げた意見書には賛成できない」というものでした。人権を盾に不法滞在の不良外国人を擁護する輩と同じ考え方であることが明らかです。

 

 川口市も初めは外国人を暖かく迎えました。その結果がこの現状です。わが町を不良外国人に蹂躙されることを防ぐためにも、今回の入管法の改正は大きな意味がありました。