広島市議会議員(安芸区)

松川るい、今井絵里子は謝る必要なし

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。

 

 自民党松川るい議員を始め30数人がフランスで少子化対策などを研修しました。その中でエッフェル塔での写真をSNSにアップしたことで多くの批判を浴びています。

「納税者として許せない」とか、「何を視察したのか」とか、「わざわざ出かける必要がない。オンラインでやればいい」、などと無責任で的外れな批判です。さらに「国民が苦しい生活をしているのに」というのもあります。

 

 今回の視察は個人の会費と自民党からの援助で行われました。公務員や議員は国や自治体から給与や議員報酬が支払われます。しかし、それは労働や議員活動に対する正当な対価であり、原資が税金であろうが会社の金であろうが、支給された後は何に使っても自由です。家族で旅行しようがパチンコや競馬に使おうが誰からも文句を言われるものではありません。

  野党は政党助成金の一部が使われていると批判していますが、いったん政党に支払われれば、それを政党がどう使おうが自由です。もちろん政党自身のチェックは必要です。

 

  オンラインで十分だという意見は実際を知らない戯言です。私自身、築地の魚市場や武蔵野市のごみ処分場、建設途上のアクアラインや外国での介護施設などを始め多くの視察を経験しました。実際に見聞することがどれほど役立ったかわかりません。オンラインでやればいいとの意見が正しいのなら、花火大会もオーロラ見物も、富士登山もテレビで見れば事足ります。

 

  「国民が苦しい生活をしているのに」という批判もありますが、彼女たちは少子化対策を始め、女性が働きやすい環境を整えるために視察しました。国民の生活を豊かにするための視察です。

 

 視察が終われば、夜にアルコールを飲むこともあります。名所旧跡で写真を撮ることもあります。それをSNSにアップしても何の問題もありません。

 今回の件も、ことさらSNSの写真を取り上げて騒ぎ立てているようにしか見えません。それに迎合するような自民党公明党も情けない。

 

 批判があることを承知で書きました。