いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
8月24日、大谷工業の株価が後場に急落しました。米メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が右肘靱帯(じんたい)損傷で投手としては今季絶望になったと伝わり、悪材料視されたことが原因と解釈されてします。
配電金物などを手掛ける大谷工業は大谷選手と無関係ですが、その社名が材料視され、今年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に絡んで株価が暴騰した経緯があります。
あまりにもバカバカしい話ですが、マーケットを動かすのに理屈は必要ありません。結果を受け入れるしかありません。大谷工業の株価は、前日比10.3%安の7680円まで下落しています。会社にとっても投資家にとっても迷惑な話ですが、それほど大谷翔平の存在がビッグだということなのでしょう。