広島市議会議員(安芸区)

75歳以上の方は後期高齢者医療制度に変わります

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 昨日平成20年第1回定例会が終わりました。毎年第1回定例会は新年度の予算特別委員会が行われるため長丁場です。今回は2月15日からでした。
 さて、75歳以上の方(一定以上の障害がある方は65歳以上)に是非知っておいていただきたいことがあります。今年4月から、満75歳以上の方(一定以上の障害がある方は65歳以上)はこれまでの老人健康保険から離れて、別個の「後期高齢者医療制度」に変わります。この保険制度の運営主体は市町村で構成する「各都道府県の後期高齢者広域連合」です。毎月の保険料は各広域連合で異なりますが、広島県の場合は平均で約5500円程度で、ほとんどの方は年金から天引きされます。これまで健康保険の被扶養者であった方は、激変緩和措置として半年間保険料は免除となります。また、健康保険証は1人に1枚交付されます。実際に医療を受けたときの窓口負担は一般的には1割ですが、現役並の所得がある方は3割となります。
 以上はあくまで一般的な内容ですので、所得額や年金額などによって異なります。詳細については、お住まいの市町村の役所にお問い合わせください。