広島市議会議員(安芸区)

大都市税財政対策等特別委員会が始まりました

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 また今日も雨模様です。先日までの渇水がウソのようですが、農家の皆様にとっては恵みの雨でしょう。
 昨日「大都市税財政対策等特別委員会」の第1回会合が開かれ、わたくしは委員長として出席しました。
 この特別委員会は、広島市の重要な課題である、
  1.大都市税財政制度の充実強化
  2.地方分権の推進
  3.新たな行政改革計画の策定 の3項目を調査研究するために設置されたものです。関係する部署は、財政局、企画総務局、都市整備局、都市活性化局、経済局、環境局、市民局、健康福祉局、こども未来局、水道局、下水道局、道路交通局、消防局、病院事業局、教育委員会など多岐にわたっています。
 小泉内閣の「三位一体改革」で地方自治体の財政は一様に大変厳しい状況に追い込まれました。「三位一体改革」とは、国庫補助金の縮減・地方交付税の削減・税源の地方への移譲の3点です。言葉の上では収支が拮抗するように思えますが、実情は全く違います。広島市を例にとりますと、平成16年度から18年度の3年間に約200億円も影響を受けました。
 その内訳は
  国庫補助金の縮減でマイナス70億円
  地方交付税の削減でマイナス204億円
  税源の地方への移譲でプラス74億円 差し引き200億円のマイナスです。この枠組みが今後も続きます。小泉内閣によって地方自治体は苦しめられ続けています。地方分権のために道州制も検討しなければなりません。この特別委員会は広島市にとって大変に重要な委員会になります。委員長として身が引き締まる思いがします。

 
 委員会に所属の議員。

 
 正副委員長の挨拶。わたくしの左は藤田博之議長。第1回会合ということで、秋葉市長と藤田議長にもご出席いただきました。

 
 くつろいだひととき