広島市議会議員(安芸区)

自由民主党を離党しました(3)

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 さわやかな天気です。昨夜は涼しさを感じました。今朝は秋の虫が鳴いていました。いよいよ秋ですね。とは言え、世間では政界夏の陣、熱い戦いが始まりました。政権選択に選挙権を大切にしてください。
 さて、今日はわたくしが自由民主党を離党した3番目の理由、年金問題です。

 2004年に小泉総理は「100年安心年金」と銘打って保険料を引き上げて受給額を引き下げる年金改革を行いました。今年4月に厚生労働省が発表した試案によると、「100年安心年金」はわずか5年で崩壊しています。国民年金の納付率80%、賃金上昇率2.5%、合計特殊出生率1.31、運用率4.1%などのすべてで達成不可能な数字を前提にしています。また、昨年度の公的年金の運用成績は9兆6000億円の損失でした。年金記録の改ざんも行われました。誰のものか分からない未解決の年金記録が1162万件も残っています。国民の財産を失わせ、年金制度を崩壊させたうえに、さらに国民を欺いている罪は重いと言わざるを得ません。