広島市議会議員(安芸区)

いつもエレベーターに乗り遅れる理由

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。

 小雨模様です。今日から本会議での一般質問が始まりました。それぞれの議員が疑問点を追及するので、市政の課題が見えてきます。ぜひその模様を広島市のホームページでご覧下さい。


 さて、今日はエレベーターの話です。デパートやホテルなど多くの人が出入りする大きなビルでエレベーターを利用するとき、箱がすぐに到着したことは少ないのではないでしょうか。1階で乗ろうとしたときには、なぜかすべての箱が上に向かっているという経験はありませんか?


 これは偶然ではありません。自然にそのようになるのです。


 まず、1階で1台目が何人かの客を乗せます。この時点で1階には客はゼロになります。先発した1台目は2階、3階、4階と止まりながら客を拾います。遅れて来た2台目が1階に着いたときには1台目より少ない客しかいません。同様に2階、3階、4階でも客が少ないため、停止しないこともあります。こうして2台目は1台目に追いつきます。3台目、4台目も同様の動きとなり、結果として数台が同じ方向(上昇か下降)に向くようになります。
 乗り遅れたときは、身の不運とあきらめて待つしかないようです。


 最近、エレベータを最期に降りる人が「閉じる」のボタンを押すことがあります。あとに残った人や次の階で待つ人のための心遣いにほのぼのとさせられます。マナーとして定着するのではないでしょうか。