広島市議会議員(安芸区)

防災・観光行政を視察しました(3)

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 少し寒さが和らいだようです。


 2月1日、JRで函館から札幌に向かいましたが、車外は猛吹雪でした。我々の列車は定時に到着しましたが、後発の列車は雪のために大幅な遅れが出たそうです。改めて雪国の生活の厳しさを思い知りました。
 


 翌日は、札幌ドームの視察です。つい先日にダルビッシュ有が移籍のお別れ会見をしたことを思い出しました。ここは日本で唯一のプロ野球とプロサッカーの両方のホームグラウンドです。野球のグラウンドは人工芝ですが、サッカーコートは天然芝で、芝の育成のため、普段はドームの場外にあります。野球場からサッカー場に変わるためには、まず人工芝を機械で巻き取り、コンクリートの床を露出させます。スコアボード側の壁を開いて、サッカーコートをドーム内に移動させます。驚くのは、その移動方法です。サッカーコート全体をジェットエアーでわずかに浮かせて移動させるのです(ホーバークラフトと同様です)。この作業には約8時間かかると聞きました。また、野球場からサッカー場へ、さらにもう一度野球場へ戻すには、なんと800万円かかるそうです。ですから、有効利用するためにコンクリートを露出させているときに様々なイベントを行うようにしています。
 下の写真は、近く行われるスノーボードの世界大会の会場を設営しているところです。こんなに大きいとは驚きでした。手前がホームベース側、奥側の横長の明るい部分がサッカーコートを入れるために開く部分です。
 

 
 札幌市内。右に見えるのはドームの屋根です。