広島市議会議員(安芸区)

東京五輪決定について各国の反応

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 2020年のオリンピック・パラリンピック大会が東京で開催されることが決まりました。東日本大震災からの復興と景気回復につなげ、日本が元気になることを祈ります。


 今回の決定についての各国の反応は興味深いものでした。
米国CNNは「日本が安全であることをアピールし、大きな勝利である」と伝え、カーニー大統領報道官は「オバマ大統領と米国を代表して、緊密な同盟国日本の都市、東京での開催を心から祝福する」と評価しました。


 英国は、昨年のロンドン五輪で大会組織委員長を務めたセバスチャン・コー氏が「東京五輪にはロンドン五輪の経験をぜひ活用してほしい。1964年の五輪を成功させ、五輪精神の重要性を理解する日本に開催が決まったことは喜ばしい」と述べています。


 また、台湾は東亜関係協会の李 嘉進会長が「東日本大震災からの復興を果たした姿を、全世界にアピールしてほしい」とエールを送っています。


 一方で、韓国では朝鮮日報が「招致成功を追い風に消費増税、やTPP、集団的自衛権の行使容認、憲法改正といった政治懸案の推進を加速させる」との見方を伝え、聯合ニュースは「福島第1原発放射能汚染が半径0.3kmでブロックされていると述べたことは大言壮語である」と書いています。また、文化日報は「東京決定によって、2024年と2028年を目指していた釜山での五輪招致計画が台無しになった」と恨み言を並べています。


 中国は早々と「東京落選」と報じていました。
韓国も中国もここまでくると、情けないというより気の毒になってきます。国内事情が厳しいからと言って、国民の眼を反日に誘導する姿は哀れです。


 同様に、朝日新聞も公式ツイッターで、開催が決定した8日午前4時ころ「東京落選しました。第1回の投票で最小得票。決選投票に進めませんでした。」と速報を流しました。中国と一緒に喜んでいるような、この姿勢は一体何なのでしょうか?