広島市議会議員(安芸区)

外国人が無賃乗車をするのは珍しくない

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。

 外国人が新幹線に無賃乗車したり、無銭飲食する様子をUチューブにアップしていることが報じられました。しかし、日本人から見れば異様でも、そう考えない国民もいるのが現状です。

 米国の首都ワシントンでは、バス利用者の3分の1が無賃乗車といわれています。同様なことですが、国連本部があるニュー・ヨークでは外交特権を乱用しての駐車違反や反則金の支払い拒否が多発しています。驚くような統計があります。1997年から2002年までの6年間における外交官一人当たりの年平均違反回数はクウェート249回、エジプト141回、チャド126回など中東やアフリカ諸国が目立ちます。任期が長くなるにつれて、やったもの価値であることを学び、エスカレートする傾向があります。一方で、日本人外交官では誇るべきゼロです。外交官特権があるので違反するかしないかは良心の問題です。業を煮やしたブルームバーグ市長は2002年、反則金未払が3回を超えた外交官ナンバーを取り上げることにしました。これにより違反件数は98%減りました。外交官というエリートのモラルでさえこんな状況です。

 

 日本人は違反しないのが当たり前であり、それが自然であると考えます。(そうでないバカ者が増えましたが)。産経新聞では、日本人が「自然」と称するものは自然とはかけ離れた文明の成果であり、実際には日本社会は極めて人工的な社会であると結んでいます。